見た目と噛み合わせを追求する審美治療
口元は、その人の印象を大きく左右します。
どんなに外見が立派でも、歯にたこ焼きの青のりがついていればがっかりしますし、どんな人であれ、口元からのぞいた白く美しい歯は魅力的です。
そうした「美しい口元を手に入れたい」という方の望みに応えるため、当院は審美治療にも力を入れています。
当院の審美治療は、美しさだけでなく、よい噛み合わせも追求します。歯は美しさに健康も兼ね備えていなくてはならないのです。
セラミック治療
セラミックとは、陶磁器やガラスなどの焼き物の総称。陶器やガラスなどに使われる材料などで作った被せ物や詰め物で歯の治療を行うのがセラミック治療です。
セラミックとは?
セラミックは、材料によって色や強度も異なります。
しかし、保険が適用される治療で使われる歯科用プラスチックや合金などに比べ、セラミックは強度があるので長持ちし、色も本来の歯の色に近くなるよう加工できます。
費用については、一部を除いて保険が適用されないので、多くの場合、自由診療となり、歯科クリニックによって異なります。
セラミックの4つの特徴
芸能人やモデルがセラミックによる治療で歯をキレイにしていることが、一般的に知られようようになり、セラミック治療に関心を持つ人が増えました。
それに合わせて一般の歯科クリニックでもセラミックを取り扱うところが増えてきましたが、当院はセラミック専門のクリニックです。
セラミックといっても、種類があり、中にはメタルボンドと呼ばれる金属も使用した材料もあります。メタルボンドは強度もあり、使用する歯科や美容外科が多いのですが、当院は金属をいっさい使用しないオールセラミックにこだわっています。
セラミック治療は金属やプラスチックによる治療とは全く違った技術が必要で、知識と経験の多さが仕上がりにも影響します。
一般的な歯科クリニックでは、セラミック治療は月に数ケース程度でしょう。
オールセラミックの治療はほとんど行ったことがないという歯科医師も大勢います。
しかし、当院で開業以来扱ったセラミックは約12,000本。豊富な治療実績があり、オールセラミックの治療に手慣れた歯科医師が治療にあたっています。
セラミックべニア(ラミネートべニア)
セラミックべニア(ラミネートベニア)は、歯の表面を薄く削ってセラミックの板(シェル)を貼り付ける治療法です。
セラミックを使って、歯を白く見せる方法としては、歯を削って上からセラミックの被せ物を装着する方法がありますが、セラミックベニアだと歯を削るのは表側だけなので、削る量が少なくて済みます。
このため、歯への影響を最小限に抑えられます。
セラミックべニア は、特に新しい技術ではないのですが、以前に比べ、セラミック素材が進化し薄くて丈夫なシェルをつくれるようになり、歯に接着する技術も進みました。
このため、以前は見栄えが悪く、長持ちしないと言われきたセラミックベニアが改めて注目されるようになりました。今では、セラミックの被せ物と比較しても、耐久性や審美性の面で遜色のない治療が行えるようになってきました。
また、セラミックの被せ物には、内側に合金を使っているものがあります。
そうした合金を使った被せ物を歯に装着すると、合金中に含まれる銀イオンによって歯茎が黒くなってしまったり、歯茎の退縮が起きたりします。
セラミックべニア は、金属を全く使用していないので、そうした心配がないというメリットもあります。
セラミックべニア は、特に新しい技術ではないのですが、以前に比べ、セラミック素材が進化し薄くて丈夫なシェルをつくれるようになり、歯に接着する技術も進みました。
このため、以前は見栄えが悪く、長持ちしないと言われきたセラミックベニアが改めて注目されるようになりました。今では、セラミックの被せ物と比較しても、耐久性や審美性の面で遜色のない治療が行えるようになってきました。
また、セラミックの被せ物には、内側に合金を使っているものがあります。
そうした合金を使った被せ物を歯に装着すると、合金中に含まれる銀イオンによって歯茎が黒くなってしまったり、歯茎の退縮が起きたりします。
セラミックべニア は、金属を全く使用していないので、そうした心配がないというメリットもあります。
セラミックべニアの特徴
セラミックべニアの特徴を紹介しましょう。
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01
歯を削る量が少ない
シェルを歯に貼る際、歯の前面の表層部分を削る必要があります。削るといっても、その厚さは約0.5mm。エナメル質は残ります。 ところが、セラミックの被せ物の場合は、歯全体を大きく削り、歯の最表層のエナメル質も完全に削ってから被せます。ですから、削る量にはかなりの差があります。 歯は、大きく分けると最表層のエナメル質とその下の象牙質から成ります。象牙質はエナメル質より柔らかく、虫歯菌に大きく侵食されるのは主に象牙質です。 ですから、セラミックベニアはセラミックの被せ物と比べ、歯を丈夫なまま残して施術が受けられるといえます。
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02
高い審美性が得られる
セラミックべニアで使われるシェルは、通常の差し歯とは違って、金属を全く使用しないので、光の透過性が高いので、透明に近く、自然な感じがします。 ただ、透明で光を通しやすいということは、下の歯の色に色調が左右されるということになります。このため、本来の歯が黄ばんでいると、白い歯にはなりません。 真っ白な歯を希望する方は、施術の前にホワイトニングなどを行い、本来の歯を白く漂白しておくことが必要になります。
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03
高い生体親和性が得られる
セラミックべニアでは、シェルに金属を全く使用していないため、金属イオンによる歯茎の変色や金属アレルギーを心配する必要はありません。金属を含む素材を使った治療に比べて、体に優しい(生体親和性が高い)治療だといえます。
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04
強度が高く割れにくい
歯に貼り付けるシェルは、セラミックの板ですので、すぐに破損してしまうのではないか、と不安に思う方もいるでしょう。 確かに、歯に接着する前のシェルは力を加えると割れてしまいます。しかし、歯と強固に接着し、歯の裏打ちが確立すると、通常の差し歯と比べても、割れにくくなります。 これは、接着技術が進歩したおかげで、セラミックと歯をより強く接着できるようになったからです。今ではセラミックと金属の被せ物より、ベニアのほうが強固に接着できるようになりました。
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05
審美治療以外にも応用できる
セラミックべニアは、歯を白く見せる審美歯科にだけ使われていると思っている方も多いようですが、歯を削る量が少なくて済むことから、噛み合わせの改善にも使われます。 噛み合わせが低 くなってしまったほうの歯の噛み合わせを全体的に高くしたり、八重歯(犬歯)の噛み合わせを調整するために使われたりします。
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06
セラミックべニアに
適応しないケースもここまで紹介してきたようにセラミックべニアには多くの利点がありますが、セラミックベニアが適さないケースもあります。 たとえば、神経を抜いてしまった歯、大きな虫歯や詰め物がある歯などがそうです。また、激しく歯ぎしりをする習慣がある方は、寝ている間にシェルを破損してしまう可能性があるので、注意が必要です。